【2020年4月22日CNN記事】Abbott's rapid tests can produce false negatives under certain conditions, the company says

 

【コロナ関連ニュース備忘及び整理用メモ】

2020年4月26日メモ

 

  • Abbot社製の新型コロナウイルス検査装置である”ID NOW”は、”viral transport media*1”を使用した場合、偽陰性を示す確率が上がる(つまり感度が低下する)
  • 同社は、スワブ(綿棒)を同検査機に直接入れて使用することを推奨している
  • 同社は、ID NOWをPoint-of-care(POC、ポイントオブケア)検査*2機器として売り込んでおり、サンプルを検査機関に送らずに検査を可能にするものである
  • 200程度のサンプルを用いた、オハイオ州クリーブランドクリニックにおけるテストでは、感度は84.4%「しか」なかった
  • Abbott社は、スワブを直接検査機に入れて検査を行った場合、「期待通り」の結果が得られると述べているが、本記事中にはそれがどのような感度なのかは記載なし
  • ID NOWはアメリカ全土の多数の病院、クリニックやCVSの検査場で使用されている
  • ヴァージニア、メリーランド、ワシントンDCの民間医療機関のMedStar Healthでは、独自に、検査機器に関する広範囲なテストを行って、「正確」であると結論付けた。但し、感度の記載は無し

 

edition.cnn.com

 

 

 

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hlondon.hatenablog.com

 

 

*1:Viral transport mediaの日本語訳は検索で出てこないが、検体・試料を運搬する為に用いる保存液のようである

*2:診療所・クリニックでの検査